動物の視野って、どのくらい?なんで違うの?

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うとう
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ブログ管理人のうとうです!

海で魚を捕まえられるくらい、視力は良い方だと思います♪

このページでは、主な動物種の視野の違いを、解説します。

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1. 動物の視野はどのくらい?

動物種によって視野は異なります。

生きていくために必要となる視覚情報が動物種によって異なり、顔の形・目の位置・目の向き(・眼球の可動域等々…)が異なるためです。代表的な動物の、全体視野の角度を載せておきます。

全体視野は、ものを見て認識できる範囲全体のことです。
単眼視野は、片方の目で見られる範囲で、ものを認識できますが立体的に見ることができません。
両眼視野は、両方の目で見られる範囲で、ものを立体的に認識し、その位置や自分との距離感を感覚的にとらえることができます。

2. 植物食動物(草食動物)の視野

牛・馬・山羊・羊などの家畜やウサギ・シカなどの、植物を食べる動物(植物食動物)は、食物連鎖の中でイヌ科・ネコ科などの動物食動物(肉食動物)から襲われて食べられる立場にいます。

彼らは常に周囲を広範囲に見渡せるように、面長の顔に横向きの目がついているので片目で見る単眼視野が広く、天敵の動物や異常事態を早く見つけることができます。

逆に、両目で見る範囲(両眼視野)は狭いので物を立体的に見ることは苦手ですが、敵を立体的に「正確に見る」ことよりも「早く見つける」ことの方が、植物食動物が生き残るためにはとても便利です。

牛・馬の視野は広いですが、うしろは死角なので…というお話はこちら↓。

3. 動物食動物(肉食動物)の視野

イヌ科・ネコ科などの動物を狩りで仕留めて食べる動物は、顔面(の目の部分)が正面を向き、正面向きの目が付いています。このため、見える範囲は牛や馬よりも狭いです。

でも、ものを両目で見る範囲は広いので立体的に正確に見ることが得意です。狙った獲物を仕留めるために、見える範囲が狭くても「正確な位置や距離を知る」ことの方が便利なのです。

4. 食物の違い以外にも、視野に関係すること

上では、おおざっぱにわかりやすく植物食動物と動物食動物に分けて視野の違いやそうなる理由を説明しましたが、必ずしもそうなるわけではありません。

ただ、生物にとって食物はその生態に大きく影響を及ぼす要因の一つであるため、食べ物が共通すると体のつくりも共通する部分があるものなので、ある程度は上記のように「食べ物の違い」で説明することができます。

ですが例外としてたとえば、海生哺乳類のアザラシイルカ・クジラ類とでは、どちらも魚を狩りで捕えて食べる動物食動物ですが、顔や目の位置は大きく異なります。アザラシはネコやカワウソに似たような顔で、顔面が正面を向き、目も正面を向いています。これは、上記の「動物食動物」の解説で説明できるものです。しかしイルカ類は両目が離れていて顔の側面に横向きの目が付いています。これは、イルカ・クジラ類は超音波を使って狩りをするため、目からの視覚情報はそれほど必要ないし、普段も超音波による情報を使って生活していることが理由の一つと考えられます。

極端な例ですがこのように、食物に共通点を持つものの、獲物の捕り方や生きるために必要な視覚情報の質が異なるなど他の生態的特徴によって、視野や目の位置は似てこなかったりします

また、ヒトをふくむ霊長類の視野・顔の向きや形・目の位置については食べ物だけでなく視線や表情でコミュニケ―ションをする等といった点も、影響していると考えられます。

うとう
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最後は「視野」→「顔」の話へ、すこーし話がそれそうになりましたが。

動物によって視野は異なっていて、それには食物の違いやその他さまざまな生態の違いが反映されているということなんです。

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